Computer Graphicsとは
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Computer Graphicsとは
日本ではComputer Graphics = 3DCGのように扱われることが多いが、広義のCG及び学術研究におけるCGには2Dも含まれる。2Dの場合、Computer IllustrationやComputer Drawingのように呼ばれる場合もある。
CGを含む画像情報処理技術の応用範囲は広く、映像やゲームといったエンターテイメントの分野だけでなく、パイロット訓練用の飛行機シュミレータ、ビジュアライゼーション(物理現象や気象現象等の視覚化)、MRI(magnetic resonance imaging:核磁器共鳴画像法)やCT(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影)といった医療機器にもなくてはならない技術である。
https://gyazo.com/3e22eb66b30efe3c6b5062188d35575d
https://gyazo.com/c55caefe6ba38e7846b33dffe39cc6ad
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3DCGとは
3DCGはディスプレイ上に現実世界と同じ3次元の状態で情報を視覚化する技術である。
一般的には「ディスプレイ画面の中に3次元の仮想空間がある」ように認識するが、工学的に説明すれば「コンピュータの仮想3次元空間にあるオブジェクトを、ディスプレイという2次元平面に描画する数値計算」である。
https://gyazo.com/8602f382d9c2162bac3b7191ab0ba9ca
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3DCG制作のための様々なソフトウェア
統合型
統合型3CGソフトウェアにはいくつかの種類がある。
Autodesk Maya
Autodesk 3ds Max
Blender
Cinema 4D
LightWave
Houdini ※VFXツールとして利用多い
デジタルスカルプト
Maxon Z-Brush
Autodesk Mudbox
テクスチャ作成
Substance 3D Painter
ゲームエンジン系
Unreal Engine
Unity
https://gyazo.com/9371662c54b713276da1f70cd0343958
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3DCG制作ワークフロー
参考
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(用語)DCCツール
DCCツール = Digital Content Creationツール
上記にあげたソフトウェアは全てDCCツールと呼ぶことができる。
基本的に3DCG系のソフトウェア全般を業界でDCCツールと呼ぶようになった。
Digital Content自体は広義では2DやVRも含み、海外サイトでDigital Content Toolを検索すれば2D系も入ってくるので、2D、3D、VR、ゲームエンジン含めてDCCツールと呼ばなくはないが、日本の業界ではDCCツールは3DCG系を指すことが多い。DCCツールが使える=3D系の作成スキルがある、という感じ。
参考
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CADツールとの違い
一昔前と比較して、実体の設計に用いられるCADツールと3DCGツールの機能差は少なくなってきているが、寸法や図面を元に立体を構築する場合はCADツールが適しており、制作現場のワークフローに必要な機能が盛り込まれているツールが多い。
CADツールは、実体の設計ゆえにNURBS等のサーフェースモデリングやソリッドモデリングが多い印象だが、ポリゴンモデリングからサーフェースへの変換等、作業工程も多様化している。
フォトリアルなレンダリングは3DCGアニメーション以上に求められることも多いため、レンダリング機能の高性能化が進んでいる。
CADツールのアニメーション機能は貧弱なものが多く、CADデータを元に映像制作を行う場合は、CADデータをベースに3DCGツール上でローポリに変換した上でアニメーション制作を行う方法が主流である。
https://gyazo.com/79f53a2bd9dacb3f4ef3639cde9422a2
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CGの技術全般を学ぶための書籍
https://gyazo.com/70c5e2d78d8f56878abeabc1157765bb
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